こんにちは。
9年間市役所で勤めたのち、大学職員に転職した、はらしょです。
大学は、小規模の国公立大学と言わせてください。身バレも怖いので…(笑)
というわけで今回は、国立大学の独自試験や、公立大学に転職したい人向けの記事になります。
ただし、私立大学を志望する人にとっても志望動機の参考になること間違いナシなので、ぜひ、読み進めてみてください。
独自試験って何?
まず、国立大学は毎年春ごろから、採用試験を行っています。
これは、東北や近畿など、地区ごとに行われている試験です。
例えば、京都大学で働きたい!と思ったら、まずは近畿地区の採用試験を受ける必要があります。
また、併願ができません。

採用試験は日程が被っています。
ここで働きたい!という大学を1つに決めないといけないワケです。
しかし、各大学は独自試験も行っています。
これは各大学が個別に行っている試験で、上記の採用試験とは異なる日程で行われています。
時期は大学によりますが、秋にやっていることが多いです。
また、応募期間が短いケースも多いので、受けたい大学がある場合はこまめにチェックする必要があるでしょう。
地区の採用試験と、独自試験の違いは?
まず、地区の採用試験はどういうものかというと、
公務員試験で言う一般教養のような問題が出題されます。
難易度は都道府県庁や国家一般と同じレベルですので、対策するなら公務員試験向けの問題集を解けばいいです。
一方、独自試験は教養試験だったりSPIだったり小論文だったりと、大学によって様々です。
あまり試験対策をしなくても通過できる可能性がある試験と言えます。

働きながらでも合格する可能性が高いから、
転職者にお勧めな試験なわけね。
志望動機の作り方
エントリーシートには志望動機を書く必要がありますし、面接でも当然問われます。
では、大学職員の志望動機をどうするか、私の経験をもとにお話しします。
私の場合はズバリ、大学の存在意義に着目して志望動機を組み立てました。

存在意義?
大学は就職予備校でしょ?
多くの学生にとって、大学は就職予備校かもしれません。
しかし大学は学生のためのみに存在するのではなく、社会的意義も持ち合わせています。
特に重要なのが、地域連携です。
公務員から転職する場合、地域連携に絡めて志望動機を作るのはごく自然です。
また、地元密着系企業に勤めていた場合の方でも、そのような志望動機は作りやすいでしょう。

大学の地域連携って何をしているの?
イメージがわかない…。
一般的には、市民向けの講座やイベント、地元企業との共同研究などです。
具体的な地域連携の内容は、志望する大学の年次報告書や中期計画を読むのがおススメです。
中期計画は、役所で言う総合計画みたいなものですから、必読と言えます。
大学によっては地域連携センター的なものを設置していることもあるので、検索してみると良いでしょう。
まとめ
大学の志望動機を作る際は、その大学が存在することにより、地域に良い影響を与えていることを知ることが必要です。そのために、大学がどのような地域連携活動をしているのか調べてみることをお勧めします。
そのうえで、自分の経験をどう活かせるか、なぜ他の大学ではなくそこの大学かを言えるとなおベスト。
志望先への合格に向けて、頑張ってください。