時間をかけて起案したのに、多くのふせんや赤ペンでの修正指示が書き込まれて返ってくる。
そして、起案しなおしで気づいたら17時を回っている…。
そんな経験ありませんか?
地方公務員9年目に突入した僕でもよくある話です。
今回は、公務員の文章や資料作りのコツと、お勧めの本を紹介します。
僕はこの本でだいぶ、修正指示が減りましたよ。
キミの文章は何が言いたいのか分からない
せっかく時間をかけて起案したのに、
「これ何が言いたいの?」
「結局どうなったの?」
「つまり、どういうこと?」
こういった意見を返された経験、ありませんか?
書いている自分は頭の中では分かっていても、それを文章で表現するのは難しいですよね。
このように上司に言われたときに、
「自分は仕事できないのかな…」
と悩むこともあるでしょう。
でも心配しないでください。文章が書けるということは、理解力はあるんです。アナタに足りないのは、文章での表現力です。これから、表現力を磨いていきましょう!
結論を書くコツ
少し勉強をしたことがある方なら、
「文章は結論から書け」
ということを聞いたことがあると思います。
でもここで多くの人が躓くのは、

そもそも結論って何だっけ?
そう、会議にしろ提案にしろ、結論ってそもそもナニ?ってなりますよね。
そういう時は次のことを気にすると良いでしょう。
①「誰が、どうするか」
②「何が、どうなったか」
例えば会議の結果、マラソン大会が中止になったとします。
このとき、上司に回覧する報告書で、「マラソン大会が中止になりました」と書いても、上司は困ってしまいます。上司からすると、
「中止なの?延期じゃなくて?」
「マラソン大会のために確保した予算はどうなるの?」
「中止の発表は誰がするの?」
など気になることがいっぱいです。
つまり、マラソン大会が中止になることにより、課長や課が何をするのかが課長は気になるのです。
この辺りを意識して結論を書いてみてください。
文章・資料作りにおススメの一冊
公務員の仕事をしていると、いろんなタイプの文章を書きますよね。
報告書、イベントの開催、補助金の通知、会議の案内など…
そういった文章のテンプレが載っている本がコチラ。
「そのまま使える! 公務員の文書・資料サンプルBOOK」
50種類の文章のテンプレが、解説と共に載っています。これは使いやすい!
動画でも紹介しています。動画の視聴者も多くの方が購入されており、好評です。
この記事を読んでくれたあなたも、是非この本で文章力をアップさせて、仕事をサクッと終わらせてくださいね!